環境を守るために古紙回収を無料で利用しよう

環境を守るために古紙回収を無料で利用しよう

私たちが古紙のごみを大量に出すとき、それは引っ越しのときではないでしょうか。進学や就職、人事異動などで引っ越しの荷造りをしているとき、必要のないものを捨てないと、引っ越し料金は高くなってしまいますし、荷ほどきする荷物も増えてしまいます。必要のないものとして、多くの人が捨てるのが古紙であり、その処分に困ることが多いという人も少なくありません。雑誌類をこれまで捨てずにとっておいた場合や、不要な印刷物などを集めると相当な量になることもあるでしょう。

そのようなときの私たちの強い味方が、古紙回収の無料サービスです。古紙回収業者の中には無料で自宅まで取りに来てくれるところもあります。依頼をしたあとは準備だけして待っていればよく、かさばって重くなった古紙を運ばなくてもいいのでとても助かります。普段重いものを運ばない人や、足腰の悪い人にはとても助かる制度です。引っ越しの準備などで忙しい時期は、回収しにきてくれることは時間的にも大助かりだと感じることでしょう。

どうして古紙回収が無料でできるのかという疑問を持つ人もいると思います。確かに人件費もかかりますし、ガソリン代もかかります。古紙回収が無料で行えるのは、回収された古紙を安定した価格で買い取ってくれる製紙メーカーがあるからこそです。このような製紙メーカーは古紙をリサイクルして、さまざまな紙製品を作っています。紙資源がリサイクルにて循環することによって、森林を伐採せずに済み環境を守ることにつながっています。

このような古紙のリサイクル商品というのは、同じような商品と比べて価格がお手頃です。いったん製品化して使われた古紙を使っているから当然のことですが、大変喜ばしいことでしょう。たとえば、コピー用紙などはこのようなリサイクル商品で充分だと考える人も多く、枚数も多く必要なので経費削減にもなります。年間のコピー用紙をすべてリサイクル商品に変えると、どれだけの経費削減となり、森林を伐採せずに済むのかと思うと、想像以上の規模になるように思われます。

日本はすでに古紙回収率が80%に迫るとも言われていますが、普段何気なくお店に並んでいる古紙を使ったリサイクル商品をもっと多くの人が手に取るようになれば、さらなるリサイクルの推進が可能であり、環境に優しい世の中になることでしょう。そのためには、古紙を燃やせるごみに捨てずに、資源ごみとして出すといった心がけをしたいものです。

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